スギ花粉症舌下免疫療法
現在全国的に舌下免疫療法の治療薬が不足しており、新しく治療を始めることが困難な状況です。ご希望の方は事前に電話でお問合せください。
花粉飛散時期(1月~5月)には新しく治療を始めることができません。
スギ花粉症舌下免疫療法とは
今までの花粉症治療は、鼻汁、くしゃみ、目のかゆみなどの症状をお薬で和らげる「対症療法」でした。このため十分に症状を和らげるのが困難なことや毎年花粉症に悩まされることが問題でした。スギ花粉症舌下免疫療法はアレルゲン(スギ花粉)を少量から投与することにより体を慣らし体質改善を図る「根本的治療」です。
実際の治療について
「シダキュア」というスギ花粉エキス製剤(錠剤)を舌の下側に1分間保持してから飲み込みます。初めての服用に際してはアナフィラキシー症状という重大な副作用がごくごくまれに出る場合があるので医院にて診察後に服用していただき、その後30分間待機していただきます。問題なければ2回目以降は自宅で1日1回服用します。
副作用について
口内炎、舌の腫れ、のどのかゆみ、耳のかゆみなど。まれですが重大な副作用にアナフィラキシー症状があります
効果について
治療を行なった方のうち20%は症状が改善し、60%の方は症状が和らぎます。しかしながら20%の方には効果がありません。
治療期間について
治療効果が得られた場合3年以上の治療が推奨されます。治療中は月1回程度の受診が必要となります。毎年つらい症状でお困りの方はお気軽にお問い合わせください。
詳細は鳥居薬品のホームページでもご確認できます。